月光荘-京都・沖縄・台湾・岡山-ここから旅は始まる

月光荘へようこそ


ミレニアムイヤーを目の前にした1999年に生まれた月光荘。沖縄の北端、辺戸岬でのパーティーを目指して全国から集まった旅人たちが、ずいぶんと賑やかしてくれた気がする。
時は流れ、2009年、皆既日食を目指して、そわそわした連中がまた沖縄に集まってきた。日食を半月後に控えた新暦の7月7日、懐かしい人に会えるというモチーフの夜「七夕」。そして、その夜は満月。月光荘を通り過ぎていった人たちが再会するには、まったくもって相応しい夜に思えた。
なるほど、沖縄のビーチで過ごしたその数日間は、幻のような、奇跡的な日々だった。あの時間を共有できた人、当日は来れなかったにしても、あの時間までのいっときでも共有してきた人とこの幸運を誉め合いたい。
ところで、次の10年なんて大それた話だけれども、月光荘がそれまで続いていたら、やっぱり、20周年ナンチャラといったイベントは多分あるんじゃないかな?そこでもまたマジックが舞い降りて来ちゃうような、濃ぃぃぃぃい10年をみんなで作れたら良いね。
PS.次回の「七夕満月」は2028年、わたくし還暦の夏だそうで。

月光荘代表
雨柊(あめしゅう)


2010年 「七夕の奇跡」からまたひとつ時が流れ、新しい顔ぶれにも慣れてきました。月光荘と出会い共に歩いた仲間達も国内にひろがり、その道をつなぐように歩く旅人たちもちらほらと。この宿で日々おこっている「現象」のようなものが、あちらでもこちらでも「日々」。
そう思うと、その響きはなにか世間と反比例して、とても楽しそうでにぎやかな声に聞こえてます。
「月光バス」はじつはもう走っているのでは?沖縄から日本列島の地図をながめ、ふと、そんなイメージが。
さらなる10年に向けた初年。気づけば京都も5周年、コトブキもリニューアルオープンで、岡山で何かはじまりそう。今年もなにやら目が離せない。
どんな「笑い」と「出会い」の人生劇場がうまれるのか。やっぱりおもしろい、やめられないわと、どこかでそんな瞬間を共有できますように。
今年もきっとよい一年。

月光荘沖縄代表
ともれっど